沖縄にて感じたことB(沖縄独自の相続税対策)

ななつぼし行政書士事務所の久野将英です。

 

 

沖縄を車で走っていると、沖縄でしか見かけることはないであろう、屋外看板が目に入ります。

 

 

「軍用地買取ります。」この種の広告は屋外看板に限らず沖縄にいるとよく目にします。

 

 

軍用地買取りとはなんぞや?と調べてみると、沖縄には多くの米軍基地があります。この米軍基地として使用されている土地のことを軍用地というそうです。

 

 

国と賃貸借契約を締結するため、賃借人は国になります。そのため、安定した収入が見込めますね。

 

 

さらに相続税対策に有効です。
評価額の下記の計算式により求められます。

 

相続税評価額=固定資産税評価額×倍率×(1−40%(※1))

 

(※1)原則として、地上権で「存続期間の定めのないもの」の割合40%を使用します。(相続税法第23条)

 

 

40パーセント減ですか。すごい数字ですね!

 

 

僕のお客様にもすぐにお勧めしようと思いましたが、軍用地は人気が高くなかなか市場に出回らないそうです。

 

沖縄県ならではですね。勉強になりました。